目次
(5) コンテナの中身を確認する
コンテナの状態とログの取得は、よく利用するので紹介します。まずは、プロセスを確認する方法です。
プロセスを確認する
$ docker container ps -a
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
e32f130d5cde centos "bash" 30 minutes ago Exited (0) 2 seconds ago run_test
オプションaについて
停止状態のものも表示するためのオプションになります。run_testというコンテナは、すでに停止していたため、STATUSにExited(0)、正常終了したと表示されています。
ログを確認する
ログの確認は下記のコマンドを実行します。
$ docker container logs run_test
オプションfについて
実行中にリアルタイムにログを監視する場合には、fオプションを利用します。
(6) イメージを更新する
イメージを更新するには、以下のようにします。
$ docker container commit run_test centos:httpd
run_test
の部分は、コンテナ名[コンテナID」、centos:httpd
の部分は、リポジトリ名:タグ名となっています。
実際に確認してみると下記のように新しいタグ名のものが追加されます。
$ docker image ls
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
centos httpd 7e749923ae3b 2 minutes ago 255MB
centos latest 831691599b88 4 weeks ago 215MB
(7) イメージを更新、公開する
イメージを更新、公開するには、以下のようにします。こちらは、公開するリポジトリによっても少し違うので注意が必要です。
$ docker push アカウント名/リポジトリ名:タグ名
docker image tag
コマンドで<アカウント名><リポジトリ名>:<タグ名>
というタグを付加します。docker commit
コマンドで作成したイメージIDにタグをつけます。今回の例だと、831691599b88
です。