昨日、Amazon QuickSightが新たに追加された「ファンネルチャート」についての記事をupしましたが、今回は「ウォーターフォールグラフ」のご紹介です。

ウォーターフォールグラフとは?

ウォーターフォールグラフとは、(英:Waterfall chart)は、ある数値の増減をわかりやすく可視化することができるグラフです。数字の増減(正負)の累積的な影響を判断する可視化用グラフとして、サービスや商品の物販の際の収益とコストの内訳の現状を確認するなどの差異にこのウォーターフォールグラフが利用されています。

ウォータフォールグラフの利用例

ウォーターフォールグラフの例

上のウォーターフォールグラフの例は、「売上」から「原価」や「経費」を引いた後の「利益」がどの程度出ているのかをわかりやすく視覚的に表すためにウォーターフォールグラフを使ってみたシンプルな例です。

こうやって、毎月の売上をウォーターフォールグラフにしてみると、誰にでもわかりやすく正確にその数値を伝えることができます。

ウォーターフォールグラフの特長

ウォーターフォールグラフの特長をまとめておきますと、以下の2点があげられます。

1.データの増減がわかりやすい

グラフをみれば一目瞭然ですので、特に説明するまでもありませんね。(*’ω’*)

2.個別のデータを分けて構成しやすい

データの増減が見やすい以外の特長としては、あるデータに内在するデータ(ここでは内訳ですね)をそれぞれデータ毎に分けて数値とその増減を表し、まとまったひとつのグラフとして構成することができるという点にあります。

Amazon QuickSightの活用例

Amazon QuickSightのドキュメントには新入社員として入社してきた人たちが、一年間の間に何人採用し、何人退職したかをウォーターフォールグラフを使って視覚化する例がでています。

いままでぼんやりとして見えずらかった企業に中で起きている動きを数値化し、さらにAmazon QuickSightのウォーターフォールグラフを使って「見える化」してあげることによって、「リアルタイムに近い状況把握」と「迅速な判断」を行えるようになるかもしれません。

本日は、Amazon QuickSightで新しく機能追加された「ウォーターフォールグラフ」のご紹介でした。

お疲れ様でした。