米国のバイデン政権は、現地時間の7月19日、「中国政府が米国などへのサイバー攻撃に関わっている」とする非難声明を英国、EU欧州連合、NATO北大西洋条約機構と共に発表しました。
U.S. intelligence officials say they have “high confidence” that China or hackers backed by the Chinese government carried out a massive cyber attack on Microsoft’s Exchange server last spring. pic.twitter.com/6jsCnq2E9V
— CBS Evening News (@CBSEveningNews) July 19, 2021
China accused of cyber-attack on Microsoft Exchange servers https://t.co/KQ8wp7qBtz
— BBC News (World) (@BBCWorld) July 19, 2021
米政府高官は、中国の情報機関、国家安全省をランサムウエア攻撃のよるサイバー攻撃身代金活動に関与しているとの見方を示したことが大きなニュースとなって伝えられています。
この異例とも言うべき発表のキッカケとなったのは、中国政府がContract Hackers（契約ハッカー）を雇い、Microsoft Exchange Serverへ行ったサイバー攻撃だったようです。
Microsoft Exchange Serverへのサイバー攻撃
BBC、WJSを筆頭に、中国政府がMicrosoft Exchange Serverへのサイバー攻撃に関与した件について詳細に伝えています。
The U.S., with backing from key international allies including NATO, has formally accused China of a massive cyberattack on Microsoft's Exchange email server software that compromised tens of thousands of computers worldwide. https://t.co/PQGPocofGa
— NPR Politics (@nprpolitics) July 19, 2021
WJSの記事
中国政府が関連するハッカー集団が好む50を超えるサイバー攻撃手法をの詳細を公開する予定
米国政府は、発表の翌日となる20日にも更なる追加処置として、”中国政府が関連するハッカー集団が好む50を超えるサイバー攻撃手法をの詳細を公開”する予定だとしています。
どのような程度のサイバー攻撃手法・戦略が公表されるかは現時点ではわかりませんが、詳細が発表され次第、中国政府が関与するサイバー攻撃集団の攻撃手法・戦略について内容を確認していきたいと思います。
今日も一日頑張りましょう！
