Chromiumブラウザ マニフェストV3がM88ベータ版で利用可能になりましたね。(*’ω’*)

マニフェストV3とは

マニフェスト(V3)と聞くと、高速道路の無料化とか嘯いた政党・政策を思い出しますが、ここでいうマニフェストは、Chromiumブラウザの拡張機能を明らかにしたもの=マニフェスト。つまり、新しい仕様にそって開発されたChromiumがでますよということですね。

これまではVersion2が運用されてきましたが、ManifestV3の安定版がリリース開始されたことにより、いよいよVersion3に更新されることになります。ChromiumというとChromeを想像する方が多いと思うのですが、これはChromeだけでなくMicrosoft Edgeにも適用されます。

Manifest V3の変更点

今回リリースされた”Manifest V3”の最も大きな変更点は、「リモートでホストされるコードは許可されなくなった」ことです。
これまでこのメカニズムを使い、マルウエア検出ツールを回避し侵入を試みてきた行為そのものをシャットすることができるようになります。

パフォーマンスの改善も

バックグランドページの代わりにサービスワーカーを紹介していますが、これはいつまでもシステムリソースを消費し続けているバックグランドではなく、ブラウザがWebページとは別にバッググランドで実行するスクリプト、つまりサービスワーカーを使うことで永続的なシステムリソースの消費から一時的な消費へと切り替えることでシステムリソースの使用率を抑える、パフォーマンスが向上するとしています。
これもパフォーマンスの向上がEX(ユーザーエクスペリエンス)の向上にダイレクトにつながることを考えれば、今後、積極的に考慮していくべきものとなるでしょう。

他にも色々とあるようですが、まずは触ってみないことには何とも言えませんので、どこかで時間をつくり色々と試してみたいと思います。何かわかったらまたここでご報告するかもしれません。( ´艸`) 

独り言

毎年のことですが、何故か12月になると、、昔から”師走”というだけあって忙しくなります。。。

ところで、「師走」の語源ですが”師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」”という説が定説となっていますが、あまりいい年末とは言えませんね、、

失礼しました。(;^ω^)