久々の投稿になります。

ヤフーニュースに韓国で使用される中〇製IPカメラの80%にハッキングの危険性があり、公共施設等に設置されたカメラの映像が流出した。というニュース(以下、リンク)があがっていました・・・。

韓国で中国製IPカメラの80%「ハッキング」の危険…公共施設のプライバシー映像が流出(外部リンク)

日本国内でも既に同様の被害にあっている多くの方がいるかもしれませんし、また、これから同様の被害にあわない為に、心構えと注意点を簡単にまとめておきます。

IPカメラや情報漏洩のリスクのあるPCのリスクについて考える

今回は、IPカメラだけではなく、過去にニュースになっていた情報漏洩のリスクのあるPCについても対象に考えていきます。

IPカメラや情報漏洩のリスクのあるPC使用することによって、起こりえる事態やリスクは多岐にわたりすべてをここでご紹介することはできないのですが、以下に主なリスクを5つご紹介しておきます。

  1. 個人情報の漏洩: カメラやPCに保存されている個人情報やプライベートな画像、動画などが盗み見られる可能性があります。 プライベートな画像や動画をネタに恐喝されるリスクもない訳ではありませんので、注意と対策はしっかりとやっておくべきでしょう。
  2. 企業情報の漏洩: 企業の機密情報や顧客情報などが盗み取られ、競争上の不利益を被る可能性があります。 IPカメラからパスワードの盗み見やキーボード操作からIDやパスワードを類推される恐れがあります。
  3. システムの乗っ取り: カメラやPCが乗っ取られ、スパムメールの送信やサイバー攻撃などに悪用される可能性があります。
  4. 物理的な被害: カメラやPCが乗っ取られ、遠隔操作によって物理的な被害を与えられる可能性があります。仮に遠隔操作ができなくても、番号式ドアのドア解除番号の流出、カメラの精度によってはドアの鍵の形状が把握される可能性もあります。
  5. 状況の把握:建物の中に人が居るか、居ないか、など建物のリアルタイムな状況を確認される可能性もあります。空き巣被害にあるリスクが高まりますので、建物のリアルタイムな情報を把握されないような十分な対策が必要です。

IPカメラのリスク対策

IPカメラや情報漏洩のリスクのあるPCのリスクを軽減するためには、以下の対策を講じることが重要です。

  1. 信頼できるメーカーの製品を選ぶ: セキュリティ対策に力を入れているメーカーの製品を選ぶようにしましょう。 セキュリティ対策に力を入れていると装っておいて、裏ではハッキングや情報漏洩に対してドアを開けている企業なども過去にありましたので、よく調査してから製品を選定することが重要です。
  2. 最新の状態に保つ: ファームウェアやソフトウェアを常に最新の状態に更新し、セキュリティホールを塞ぎましょう。
  3. 強力なパスワードを設定する: 推測されにくい強力なパスワードを設定し、定期的に変更しましょう。
  4. 不必要な機能を無効にする: 使用しない機能は無効にしておきましょう。
  5. セキュリティソフトを導入する: 信頼できるセキュリティソフトを導入し、ウイルスやマルウェアから保護しましょう。 ”信頼できる”と言う部分が特に重要です!出元がはっきりしないメーカーや怪しい情報が出回っている海外メーカーは要注意です。
  6. ネットワークを分離する: 重要な情報を取り扱う機器は、インターネットから分離したネットワークに接続しましょう。これは基本中の基本ですね^^

リスクですが、中〇製の製品に限ったものではありません。他国の製品でも、セキュリティ対策が不十分な場合は、ハッキングや情報漏洩のリスクがあります。

正直なところ、某国製のカメラやPCには、ハッキングや情報漏洩のリスク、リスクの懸念があることは事実です。しかし、適切な対策を講じることで、リスクを軽減することは可能です。信頼できるメーカーの製品を選び、セキュリティ対策を徹底することで、安全に利用することができる環境をつくっていきましょう!

今日も一日頑張りましょう!