共同通信が原子力規制委員会の全職員が利用する内部のサーバーに外部からの不正アクセスの痕跡があったと報じています。

2020年10月28日21時時点では、原子力規制委員会のホームページでは発表があった情報は痕跡はありません。たしか一週間程前には東京五輪・パラリンピックの関係団体がロシアからサイバーアタックがあったと英政府からの発表があったりするなどサイバーアタック関連のニュースが増えてきているように思えます。

多くのサイバーアタックは、政治や経済と密接につながっています。政治不安を狙ったり、某国が欲しがるようなハイテク情報を持っていたり、社会的影響が大きい企業の混乱を狙ったりするなどサイバーアタックの動機は様々ですが、多くのサイバーアタックの背景には各国や外国企業の思惑があるものです。

新型コロナウイルスの世界的感染拡大によって各国の政治や経済が不安定になっている今は、混乱が混乱を呼ぶチャンスと考える国家や企業あっても何ら不思議ではありません。

常日頃から「ゼロトラスト」で万全なセキュリティ対策を目指しましょう。