2023年8月25日に、Nuxt3.7がリリースされました。
色々とアップデートされているということですので備忘録として、ここにメモしておきます。気になる方は公式サイトのリンクを下部に張っておきますので、チェックしてみてください。
Nuxt 3.7 is out! ✨
— daniel roe 🇺🇦 (@danielcroe) August 26, 2023
🐣 A new CLI
🔥 HTML rendering optimisations
🕸️ Native web streams and responses
💪 Increased type-safety
🦄 Experimental async context support
… and lots more!https://t.co/e0bIkKgPkG
目次
Nuxt 3.7で追加/アップデートされた機能
- 新しくなったCLI
- Native Web Streams and Response
- HTMLレンダリングの最適化
- ビルド環境のショートカット
- Vite 4.4
- TypeScriptのアップデート
- 非同期コンテキストのサポート
- Watcher Updates
- Nitro 2.6
今回の大きなアップデートは9つですが、その中でも気になるアップデートについてメモしておきます。
新しくなったCLI
Nuxt 3.7では、unjs/citty nuxi を使用してリファクタリングしたと公表されています。何がどう変わったのか気になりすが、残念ながら詳細についての具体的な説明はありませんので、触ってみて確認する必要がありそうです。
補足ですが、nuxi はNuxt 3から新しく作られたCLIで、3コマンドでプロジェクトのテンプレートが使えてしまうという優れものです。
Native Web Streams and Response
unjs/h3とunjs/nitroの改良によって、Responseサーバールートからオブジェクトを直接返すことができるようになったと発表されています。
HTMLレンダリングの最適化
Nuxt 3.7では、サーバーから応答されるHTMLのレンダリングについて、いくつか改善が加えられたと発表されています。ひとつはビルド時にプリリロード/プリフェッチするかを決定することができるようなったこと。HTMLを直接管理できるようになったこと。レンダリングが高速になったこと。といった内容が発表されています。
Vite 4.4
Nuxt 3.7から、これまで固定化されていたViteのバージョンが、Viteの新しいバージョンがリリースに合わせて、すぐにオプトインできるようになったと発表されています。