目次
プログラムとは
ここ数年、プログラミングへの意識の高まりなのか、単なる流行りなのか、プログラミンを学ぼうという気運が世の中的に高まっているような気がしています。しかし、まったくシステムやアプリケーションに関わり合いの無い人にとって、「プログラム」とは、まるで未知の世界にでも入り込んだかのようにとっつきにくい不思議で理解できないもののように感じるという声をよく聞きます。
プログラムとは、「パソコンやサーバーなどのコンピューターに命令する為の文章」です。もっと短い言葉で説明しますと、「コンピューターへの命令文」です。
これだけ聞くと意外と大したものでもないような気になってくるかもしれませんが、それでOKです。
プログラミングには言語という種類がある
人と人が情報交換をする為の言葉にも、日本語や英語、フランス語にイタリア語といった数多くの言語が存在しているように、人がコンピューターに伝えるプログラムにも言語が存在します。そして、言語も人の話す言葉同様にたくさんのプログラミング言語が存在しています。
ここでご紹介していくJavaScriptもプログラミング言語のひとつですが、その他にもC言語、C++、Python、Java、Ruby、Go、PHPなど様々な言語が存在しています。
どれを学習すべきなのかと迷ってしまいますが、それぞれの言語が得意とする分野・用途が異なりますので、何を開発したいのか?といった明確な目標を決めてから学習するプログラミング言語を選択するのが良いのかもしれません。
これからプログラミングを学ぼうと思っている方ににおススメなのは、多くのウェブサイドの開発で使われているプログラミング言語 JavaScript(ジャバスクリプトと呼びます)です。その他、比較的簡単に習得することができるのがPython(パイソン)ですが、Pythonはまた別の機会にご紹介します。
JavaScriptとは
Javascriptとは、HTMLやCSSで作られたWebサイトのコンテンツを操作する為のプログラミング言語です。
“HTML“とは、Hyper Text Markup Languageの略語で、ウェブページの文章構造を作る為のマークアップ言語のことです。
HTMLがマークアップ言語?? プログラミング言語じゃないの?と思われるかもしれませんが、一応、業界ではJavascriptのようなプログラミング言語とは異なるものということでマークアップ言語として分類されています。そんなものだと覚えておいてください。
次にHTMLと必ずといっていい程セットで出てくるのがCSSです。CSSは、Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)の略で、HTMLでくみ上げた文章の装飾を担当しています。
装飾とは、文字の大きさや太さ、位置などのウェブページの見た目のことです。
色々なことができるJavaScript 普段何気なく使っている機能もJavaScriptで開発されています。
Javascriptは、HTMLやCSSを書き換えることができます。お問い合わせフォームのテキストボックスに入力された文字をチェックすることもできますし、計算処理をすることもできます。
Googleのサイトにアクセスしたことがある人は、既にJavascriptで書かれたプログラムを体験しています。
検索ボックスに文字を入力すると、検索ボックスに下部分に検索キーワードを候補が表示されます。普段の日常生活の中で使っているこれらの便利な機能は、すべてJavascriptで実現することができます。
まとめ
ということで、ウェブページ上の様々な体験を実現することができるのが「JavaScript」で実現することができる魅力的なプログラミング言語なのがJavaScriptなのです。
極端な話なので異論反論様々かと思いますが、ぶっちゃけた話、「JavaScript」と「HTML、CSS」プロトコルとして「HTTP・HTTPS」、多少のデータベースの知識さえ持つことができれば、クラウド全盛の今の時代、色々なサービスを開発することができてしまいます。
いつの間にか、話が長くなってしまいましたので、今回はここまでとします。次回は、JavaScriptで開発する為の「開発環境」についてご紹介したいと思います。
次の記事では、JavaScriptを使って開発をする為の環境づくりについてご紹介しています。