WebPは、Googleが開発している最新の画像形式であり、可逆圧縮でも不可逆圧縮でもファイルサイズが小さく、視覚的品質も許容範囲になるよう意図されています。 アルファ チャンネル透明度とアニメーションもサポートされています。

知ったきっかけ

Web サイトのアクセススピードを改善する方法の1つに画像軽量化があります。その中で紹介されていた一つのアプローチに次世代画像フォーマットと呼ばれるものを利用して画像を圧縮してパフォーマンスを上げる方法について紹介されていたのがきっかけで知りました。

ブラウザの対応状況

新仕様などを導入する際には、ブラウザの対応状況などを確認しておく必要があります。2020年4月29日現在での対応状況は、以下の通りです。

現段階では、Safariが未対応です。日本では、iPhoneユーザが比較的多いので、Safariが未対応という現在の状況では、導入はまだ早いような気がします。

WebP に変換した場合のシミュレーション

WebPに変換するとどのくらいのパフォーマンスが改善されるのかをシミュレーションできるツールを見つけました。チェックするURLと連絡先メールアドレスを入力するだけで利用できます。
無料でページをまるごとWebP変換

実行結果

削除率だけ見ると半分ぐらいまで減っています。

まとめ

今回は、ブラウザでの対応状況を確認して見たところまだ、導入が早いと判断しました。ただし、近い未来にSafariブラウザでの対応も行われていくと思いますので、そうなると利用頻度も上がってくると思いますので、今後のSafariの対応状況もチェックして行きたいと思います。