米ワシントンポスト紙のトップページで、「China hacked Japan’s sensitive defense networks, officials say(中国軍が日本の最高機密防衛ネットワークにハッキングしていたと当局者が発表した」と見出しで、2020年の秋ごろに米国家安全保障局が驚くべき発見をした。と報じています。

China hacked Japan’s sensitive defense networks, officials say

記事によると、日本国の最も機密性の高いコンピューターシステムに、中国人民解放軍のサイバースパイが、深く、永続的にアクセスし、(軍事的な)計画、能力、軍事的欠陥の評価など入手できるものすべてを狙っていたと元米高官が語ったという。

「ひどいものだった。衝撃的にひどいものだった」

その上で、元米軍関係者は「ひどいものだった。衝撃的にひどいものだった」と回想した。と書かれています。

その後の対策として、アメリカの監視のもと、日本はネットワークセキュリティを強化し、今後5年間でサイバーセキュリティ予算を10倍に増やし、軍のサイバーセキュリティ部隊を4倍の4000人に増員すると発表したと報じています。

最高機密情報だけじゃない。マイナンバーも、年金も、メールデータも情報漏洩

これまで、マイナンバーカードを作成した日本国民のデータ500万人分が中国に流出していたたと報じられたことは記憶に新しいところです。

それよりも以前には、年金機構は否定しているとのことでしたが、日本国民の年金情報がこれまた中国に流出していたと報じられたこともありました。

つい、数日前には、内閣サイバーセキュリティセンターの電子メール関連システムに不正アクセスがあり、個人情報を含むメールデータの一部が外部に漏れた可能性があると発表されました。

担当部局は、「電子メール関連システムを交換し、監視体制を強化する」と話しているそうですが、交換してもまた穴だらけで意味のないものにならないか、一日本国民として不安ばかりが募るばかりです。

日本の政府や各省庁がシステム的な知識経験が乏しく、情報管理、危機管理の欠如が余りに酷く、アメリカの指導の下に入らないと最高機密情報ですら駄々洩れになっていと米紙に報じられていることは、なんとも嘆かわしく残念なことで、何とも言いようがないのですが、、、

私たちは常日頃からセキュリティ対策をしっかりと”念入り”に行う。古いものを古いまま放置しない等、日々私たちのできることをしっかりとやっていきましょう。

今日も猛暑で体にはしんどい一日ですが、今日も一日頑張りましょう!