2018年にMicrosoftとAdobeが連携を強化すると発表し、Officeからより簡単にpdfを作成することができるようになった。たしかに、その後、WordやPowerPointから「Aodobe pdfで保存」を選択することでわざわざ印刷ボタンを押さなくても、pdfファイルに変換することができるようなりました。
では、あれから2年経過したので、もう一歩進んでみて、pdfに変換したファイルを「編集」できないのか?と思い、Google先生に聞いてみたところ、Microsoft サポートサイトの中にある”PDFを編集する”というページが見つかった。
ということで、MicrosoftとAdobeの連携強化から約2年たった2020年11月の時点どこまで編集できるのか?さっそく試してみました。
目次
先に結論を言ってしまいます。
Wordだけに文字編集には強いが、表には弱い。
(^^)/
ま、そうなるかなぁ。。というのが今回Wordでpdf編集にチャレンジしてみた結果の印象です。
pdfファイルをWordで開くまでに時間がかかる。
Microsoft サポートサイトの中には、編集したいPDFファイルをWordから”開く”を選択しなさい。
とありますので、さっそくWordから”PDFを開いてみる”と、以下のモーダルウインドウがでてきて、今、x%まで開いているから待っていろよ~という表示をしてくれるのですが、また、これが、時間がかかります。。
pdfのファイルの大きさにもよるのですが、エンジニアがよく見るマニュアル程度のページ数のpdfファイルを編集しようと思うと、Wordからpdfを開いた瞬間からCPUファンが高音でうなり声をあげ、非力なCPUを搭載したPCの場合、数分待たされてしまいます。、
Wordだけに文字編集には強いが、表には弱い。
因みに今回テストしてみたPDFファイルは、PDF化されたAWSのUserGuideをWordで開いてみました。↓に、なんとか開くことができたページのキャプチャをアップしておきます。
Adobe Acrobatで開いた元ファイル(.pdf)
Wordで開いたpdfファイル
元のpdfファイルでは、ファイル内の目次がリスト化され、綺麗に整列している状態ですが、Wordでpdfを開いてみると「…」の変換がうまくいっていないようで、リストがぐちゃぐちゃの状態になって表示されてしまいます。
また、ページを読み進めようと思っても、処理が重く、ページ遷移もスムーズに展開することができずWordでの編集テストを途中であきらめざるを得ませんでした。。。
結論
2020年の状況ですと、pdfファイルの編集は、(毎月、Adobe Acrobat Pro DCですと1738円の費用がかかってしまいますが、)迷わずAdobe Acrobat Pro/Standard DCの何れかを使うのがベストのようです。(`・ω・´)