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kubernetes入門#1 概要

kubernetesとは、コンテナの運用管理と自動化を目的に設計されたオープンソースのシステムです。このようなサービスのことをコンテナオーケストレーションと呼ばれ、各クラウドベンダー自身も独自のコンテナオーケストレーションサービスを提供しています。現在では、コンテナオーケストレーションサービスを利用したサービス開発も増えてきたため、これから複数回にわたってkubernetesというコンテナオーケストレーションツールについて紹介していこうと思います。

kubernetesとは?

kubernetesは、クバネティス、クーべネティスなどと呼ばれています。ギリシャ語だそうです。意味は、操舵手、パイロットという意味だそうです。よく「k8s」と略語で表されることがあるので、そのあたりも覚えておくと良いと思います。

kubernetesが提供するもの

コンテナは、アプリケーションを集約して管理する方法として、今ではデフォルトスタンダートになりつつあります。このコンテナを実行することは、Dockerという以前紹介したツールでも出来ますが、Docker自身はコンテナの管理して、アプリケーションを正常に提供するということが苦手な部分があります。kubernetesの機能をみてみましょう。

この機能を見ると従来のDockerでは実現が難しい機能であることがわかると思います。

また、下記のような点については触れられていないです。

k8sは、あくまでもコンテナの管理を行うので、上記のような部分については、利用者側で選択する必要があります。その点は注意が必要です。

今回は、簡単ですが、k8sが提供する機能を簡単にざっと見てきました。次回は、k8sのアーキテクチャを紹介しようと思います。

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