AWS RE:INVENTで発表された新しい機能 Lambda SnapStart
毎年の恒例となっているAWSのRE:INVENT。
さっそく、AWSから「Lambda SnapStart」というLambdaの新しい機能が発表されましたので、軽くご紹介しておきます。
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— AWS re:Invent (@AWSreInvent) November 9, 2022
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Lambda SnapStartとは
Lambda SnapStartを、ざっくり簡単に言うと、「Lambda関数の起動パフォーマンスを最大10倍高速化することができる機能」なのだそうです。
AWSのドキュメンテーション(外部リンク)には、”プロビジョニングされた同時実行性により関数が初期化され、2桁のミリ秒で応答ができるようになる”といった内容で記載されています。
Lambda SnapStartの要点
要点だけざっくりまとめると
- 2022/11/29時点では、Java11ランタイムのみサポート
- 料金はかからない。無料。
- SnapStartを有効にした関数は、最大15分の処理を実行することができる。
- 対応しているリージョンは、以下
- US East
- US West
- Asia Pacific(Singapore、Sydney、Tokyo)
- Europe
東京リージョンは利用可能ですが、大阪リージョンは本日時点で未対応となっています。
これまで初期化コードで起動待機時間がある程度かかることがわかっていた為にLambdaでの活用を見送っていたコード。且つ、Lambdaを利用することで得られるメリットがLambda利用コストを上回る等々の条件が整えば、「Lambda SnapStart」の利用価値は大きいものになるかもしれませんね。
今日も一日頑張りましょう