大変御無沙汰しております。業務が忙しく久しぶりの投稿となってしまいましたが、気が付けば今年もあっという間だったようで今年も残すところ僅かになってしました。

今年は新しい取り組みをさせて頂いた一方で、新たな課題も見えてくる一年となり、毎年思うことではありますが「今年も勉強の一年」となりました。ということで、2025年を迎えるにあたって新年への抱負でも書かねば!と思っていたのですが、少し気になるニュースがでていましたので、ご紹介させて頂きます。

NASAの無人探査機が太陽に最も接近

CNNが12月25日に報じたニュースですが、”米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が24日、太陽への接近通過(フライバイ)を行い、パーカー・ソーラー・プローブは太陽表面から610万キロ以内に接近し、人類が太陽に最も近づく記録的な飛行となった。”と報じました

米無人探査機、太陽に接近通過 610万キロと史上最も近づく(外部リンク)

残念ながら、フライバイを行ったということで、APPSWINGBYのスイングバイではなくフライバイを行ったということですが (;’∀’) 、NASAによると、探査機は時速69万2000キロで飛行で太陽表面から610万キロ以内に接近したと発表したということですが、これは長い歴史の中で太陽を信仰し続けてきた人類が太陽をより知る為の大きな一歩になったかもしれません。

NASAが公開しているパーカー・ソーラー・プローブのホームページがありますので、ITや技術的なの話題とはやや異なりますが、気になる方がいらっしゃいましたら、是非、ホームページを訪れて最新情報をチェックしてみてください。

NASA PARKER SOLAR PROBE

NASA PARKER SOLAR PROBE(公式)(外部リンク)

接近通過(フライバイ、Flyby)とは

接近通過(フライバイ、Flyby)とは、宇宙探査において宇宙機(探査機)が天体に接近して観測を行い、そのまま通過して次の目的地へ向かう手法を指します。この技術は、特に探査機が特定の天体に到達する際や、その重力を利用する場合に広く使用されています。

接近通過の目的

  1. 観測とデータ収集
    • 探査機は、近接した位置から天体の表面、気候、大気、磁場、放射線環境などを観測します。
    • 高解像度の画像やスペクトルデータを取得し、天体の詳細な科学的情報を収集します。
  2. 重力アシスト(スイングバイ)
    • 天体の重力を利用して探査機の軌道を変更し、速度を増加または減少させ、次の目的地への効率的な移動を可能にします。
    • これにより、燃料の消費を抑え、コストと時間を削減します。

接近通過の特長

  1. 一度きりのチャンス
    • 探査機は天体の周回軌道には入らないため、データ収集のタイミングは非常に短期間です。
    • 接近のタイミングと位置を精密に計算し、機器を最大限に活用します。
  2. 経済性
    • 天体を周回する軌道投入よりも燃料が少なく済むため、低コストで広範な観測が可能です。
  3. ミッションの多目的化
    • 一つの探査機で複数の天体を観測できます。例えば、NASAの探査機「ボイジャー」や「ニュー・ホライズンズ」は複数の天体を接近通過しています。

毎年のことではありますが、巷ではインフルエンザが蔓延しつつあり、大流行の兆しだとのこと。。

せっかいくの年末年始休暇をインフルエンザで布団の中で過ごさないようにする為にも、体調管理には気を付けて、頗る健康な状態で新しい年をお迎えください。

最後に、今年一年、業務に忙殺され、なかなか記事を投稿することができなかったAPPSWINGBY Developers Blogですが、来年は何か新しい取り組みをひとつしていきたいと思っています。

では、2025年にお会いしましょう!