1年以上前に、商標登録を2件、申請していたのですが、今回、めでたく申請した2件とも商標を取得することができました。
今回、取得した商標は、標準文字1件とサービスのロゴとして使用する図形1件。商標で争うことはないとは思いますが、国内でも、利用もしない商標登録をやたらめったら申請し、後日、高額な請求をふっかけてくる組織がいることは知っていましたので、念には念を入れてということで、早めに商標登録の申請を出していました。
せっかく、商標権を取得することができましたので、所謂、「商標」と呼ばれるものについて、簡単にまとめておきます。
目次
商標とは
商標とは、商品やサービス、役務を提供するものが、他者と区別する為に命名するネームやマーク(識別標識)のことです。
商標権とは
商標は、物言わぬセールスマンと表現されることもあるように、利用者や購入者がその名前やマークを見聞きしただけで、その提供者を思い浮かべることができるものになりますので、ネームやマークを財産として保護しなければなりません。ネームやマークを権利化し、財産として保護する仕組みとなったものが、「商標権」です。
商標権を獲得する為には、特許庁に申請し、厳正な審査を受け、商標の登録料を支払い、特許庁から商標権を認めてもらう必要があります。
商標を申請する為には
商標を申請する為には、商標登録するネームやロゴの他に、申請したい「区分」を決め、規定の書類に特許印紙を張り付けて、特許庁に申請を出します。
「区分」は、取得する商標のカテゴリーのようなものですので、取得したい商品やサービスがどのようなサービスなのかを考え、その商標権の影響を及ぼしたいカテゴリーを選択する必要があります。
因みに今回取得した「区分」は、第42類で申請しました。
「区分」は複数指定することができますが、区分を増やせば増やす程、取得する為の審査ハードルが高くなりますし、費用もかかりますので、まずは必要最低限の区分に抑えて、申請するのが良いかもしれません。
商標を取得する為には
商標を取得する為には、特許庁の審査をクリアしなければなりませんので、事前に出されている商標はないか?区分は被っていないか?他人の商標と紛らわしい商標になっていないか?などの観点で、調査しておくことも重要です。
もし、申請にあたり不安がある場合や多くの区分を申請したいといった場合には、弁理士さんに依頼することで、適切なアドバイスのもと商標の取得を代理でおこなってくれますので、予算が許すのであれば弁理士さんに依頼するのが手っ取り早く確実な方法だといえます。
因みに弁理士さんへの依頼料の相場は、当然ながら依頼する弁理士さんにもよって異なるのですが、1つの区分であれば、数万から10万円程度。区分が2つ、3つと増えてくるとMin片手から2~30万円前後あたりが相場のようです。
因みに、APPSWINGBYには、残念ながら(;^ω^)、、弁理士資格をもったスタッフはいませんので、自分達で商標登録申請を行うか、弁理士さんに依頼することにしています。
今日は朝からどんより雲ですが、、気を取り直して、今日もも一日頑張りましょう!