2024年1月23日（現地時間）、GoogleがChromeの新しいバージョンM121に”新しい生成AI機能が追加した”と発表がありました。

発表があったGoogleのブログ（外部リンク）には

「You’ll be able to try out these new features in Chrome on Macs and Windows PCs over the next few days, starting in the U.S. 今後数日以内に、米国から順次、Mac および Windows PC 上の Chrome でこれらの新機能を試すことができるようになります。」

と記載がありましたので、まだ展開されていないだろうなぁと思いつつ、さっそくChromeのバージョンをM121にアップデートし、新しく追加された生成AI機能が使えるようになっているか確認してみました。

新しく追加された生成AI機能その１　～タブグループの自動提案と作成

Chromeのタブグループを使っていますでしょうか？

あまり馴染みのない機能だという方も多いと思うのですが、情報収集を繰り返しているとついついタブの数が増え続けてしまうといった問題を解決してくれるのがChromeのタブグループ機能です。

タブを開きすぎてしまいブラウザ上に表示することができなかったタブも、タブグループを使えば、すっきりとまとめることができます。

タブを右クリックして「類似したタブを整理」を選択するか、タブの左側にあるドロップダウン矢印を・・と説明があったのですが、まだ日本語版Chromeには展開されていないのか、残念ながら試すことはできませんでした^^;

新しく追加された生成AI機能その２　～テーマの作成

こちらはブラウザのテーマ（壁紙）をAIが作成してくれる機能だそうです。

カスタマイズが好きな人にはウケる機能なのかもしれませんね。

新しく追加された生成AI機能その３　～ドラフトの作成を支援

こちらの機能は、Web上で文章の作成をAIが支援してくれるという機能です。今回発表された生成AI機能では、もっとも生成AIのイメージに近いものかもしれません。

今回発表された内容を読む限り、ブラウザ上に表示されているフォームに単語を入力し、右クリックで“Help me write.” をクリックすると、Chromeの生成AI機能があなたの代わりに文章を作成してくれるのだそうです。

個人的にはあまり、ウェブフォームに入力して文章を作成する機会があまりないのですが、セキュリティや情報漏洩の観点からの注意はあるものの、ビジネス用途での活用はあるような気がしました。

今後順次展開されてくChromeの生成AI機能に興味がある方は、リリースされましたら是非遊んでみてください。

今日も一日頑張りましょう！