VMwareCloudのニュースリリースが出ていましたので、以下にリンクを張り付けおきます。
目次
News Releases: VMware Cloud Accelerates App Modernization through Modular, Multi-Cloud Services(外部リンク)
昨日の記事でも少し触れましたが、ニュースリリースでも今回発表したVMware Cloudのサービスは、以下の3つ。
- VMware Cloud Universal
- VMware Cloud Console
- VMware Cloud Navigator
VMware Cloud Universalはサブスクリプションサービス
VMware Cloudと聞くと、AWSやGCPのようなパブリッククラウドサービスをイメージしてしまう人も多いと思うのですが、VMware Cloud (Universal)は、マルチクラウドを利用するためのサブスクリプションの提供とVMwareが説明しています。
サブスクリプションの気になる中身は?ということで、ニュースリリースを読んでいくと、
「VMware Cloud Universalからクレジットを購入することができ、オンプレにあるVMware Cloud Foundationにクレジットを展開することができる。」「未使用のクレジットは、AWSのVMware Cloud、もしくはDellEMCのVMwareCloudに変換し、利用することもできる。」としています。
つまり、ユーザーは、VMware Cloud on AWS や DellEMCのVMwareCloudなどの支払いを一本化することもでき、より効率的なリソース、コストの配分ができるメリットを享受することができるようになるようです。
Today we're introducing VMware Cloud Universal 🚀. Now you have a more flexible way of consuming infrastructure, built on a cloud operating model: https://t.co/0slIbDaFuA pic.twitter.com/895ZVHP1Eg
— VMware (@VMware) March 31, 2021
VMware Cloud Foundationとは
VMwareの仮想マシンの管理とコンテナのオーケストレーションを行う為のハイブリットクラウドプラットフォームです。VMware Cloud Foundationと呼ぶのは長いので、VCFと略されて呼ばれています。余談ですが、、「VMware Cloud on AWS」もVCFがベースでつくられているサービスです。
オンプレミスなのにクラウド?? と一瞬疑問を持つのですが、要は、オンプレミスのサーバーにVCFをインストールすることで、クラウドのネイティブアプリも使えるクラウドサービス同等のアーキテクチャを持つ基盤ができあがるという便利な製品です。
VMware Cloud Navigator
VMware Cloud Consoleは、「VMwareCloudインフラストラクチャの監視・管理コンソールサービスの提供」。そして、「VMware Cloud Navigatorは、アプリ変換イニシアチブを評価し、優先順位を付ける為のオファリング」と説明されています。
オファリングということですので、アプリを評価し、効率の良いアプリ環境を適切に提案してくれるサービスということでしょうか。
どこかで試す機会がありましたら、VMware Cloudのレビューも含めてご紹介したいと思っています。
今日も一日頑張りましょう!
Have a great day!