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GoogleがPWAのオフラインインストール要件の変更計画を保留

Chromeウェブプラットフォームチームのプロダクトマネージャーであるペニー・マクラクランさんが「PWAのインストール要件(PWA installability criteria)の変更は保留することにしました」と、ブログの中で伝えています。

Twitter上でもChrome Developersが「PWAのインストール要件(PWA installability criteria)の変更は保留」の件についてツイートしています。

PWA プログレッシブウェブアプリとは

PWA プログレッシブウェブアプリとは、iOSやAndroid、WindowsやmacOSなどのクロスプラットフォームで利用可能なウェブアプリケーションで、iOSやAndroid専用のネイティブ言語で開発されるアプリと同等の使い勝手を実現することのできるウェブアプリのことです。

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PWA開発の際にはオフライン対応が重要

Google(Chrome)は、PWAを利用するユーザーが、オフラインの場合でもオンラインと同様なWebエクスペリエンスを得ることができなければならないと考えています。

たしか、Chrome 89以前のChromeでは、PWAをインストールする際に、Service WorkerにfetchイベントがあればOKとなっていました。

正確には、ChromeにはService Workerを介してリクエストをシミュレーションする機能がなかった為、PWAのオフライン動画を適切にチェックすることができなかったというのが実際とのころなのですが、Chrome89から Service Workerを介してシミュレーションされたオフラインリクエストをシミュレーションし実行する機能が追加されましたので、より厳格なチェックが行われることになるとされ、Chromeが示すオフライン基準に沿っていないPWAはインストールそのものができなくなるとの発表が行われていました。

それが、今回の「保留」の発表により、「Service WorkerにfetchイベントがあればOK」とし、インストール要件は満たされたということでインストール基準に合格したと判断されるようです。

ChromeのInstall criteria

因みに、Google(Chrome)では、以下のような「Install criteria(インストール基準)」を公表しています。

web.dev

今回の保留の決定について、様々な声が寄せられるかもしれませんが、ウェブを訪れるユーザーにとっては、オンラインであれ、オフラインであれ、アプリをストレスなく快適に使い続けられることが何より重要なことですので、PWAを開発する際にはオフライン時のユーザーエクスペリエンスをしっかりと考慮すべきことに何も変わりはないということになりますね。

今日も一日頑張りましょう!

Have a great day!

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