Vuex 4.0.0が公式にリリースされました。Vuex 4.0.0はVuex 3を正式にサポートし、Vuex 3と同じAPIを提供する為にVuex 3のコードを再利用することができるとしています。Vuex 4.0.0リリースにあたって、公式なドキュメントもアップされています。

Vuex 4.0.0の変更点

Vuex 4.0.0においての変更点は、大きく4つ。

  • インストールプロセスが変更された。
  • バンドルはVue3と連携するようになった。
  • createLogger 関数はコアモジュールからエクスポートされる。
  • バグの修正

Vuexとは?

Vuexとは、”Vue.js”アプリケーション用の状態管理パターン+ライブラリと公式には説明されていますが、簡単に言うと“Vue.js”のデータ保存ツールです。

Vuexは、会員性のウェブサイトなどにログインしてきたユーザーの情報を様々なコンポーネントが一元的に管理された情報にアクセスできる環境になっていると便利だよねというときに利用することができます。

Vuexのインストール

公式ドキュメントには、NPMとYarn、両方のインストール方法が記載されていますので、両方載せておきます。最近ではYarnを使うことが多く、NPMを使う機会が初期セットアップの段階以外では少なくなってきたように感じますが、つい存在を忘れてしまうので、ふと思い出した時に使ってみるようにしています。

以下、公式ドキュメントより引用

NPM

npm install vuex@next --save

Yarn

yarn add vuex@next --save

最新の開発ビルドを使う場合

最新の開発ビルドを使う場合は、最近何かと話題の多いGithubから直接Cloneします。こちらも公式ドキュメントにあげられたものがありますので、張り付けておきます。

以下、公式ドキュメントより引用

git clone https://github.com/vuejs/vuex.git node_modules/vuex
cd node_modules/vuex
yarn
yarn build